きみ(君)は黄身
やがて消えるかもしれないけど、今はまだあってもいいんだし、俺としてはまだまだ続きが見たかったけど、君にとってはこの数秒間も大切で、肩にのった重石をどけることが先決だったみたいだね。
風が冷たいのは、なにも神さまの機嫌が悪いだけじゃない。
今日は模擬試験があったわけだけど、出来の悪い俺としては、時間が余り余って仕様がなかった。
その間の昼寝は(ありえ)ないし、最後まで諦めないってのも(ありえ)ない。
頭の中はなんだかつまらんこととそうでないことが入り雑じって、くらくらしてた。眠気はあったけど(特に英語の長文の時)机では眠れないし、ぼんやりした状態での頭の中ときたら、腐った卵の臭い(=硫黄)がする。
つまらんこととそうでないこと。
そうでないことを考え始めると、激痛とともに涙が溢れるので、常につまらんことを考えるよう努めてた。
としたところで無駄だけど。
カラオケは楽しかったけど。
たこ焼きは美味しかったけど。
バスに揺られたけど。
メールもしたけど。
全部の全部が
黄身以外。
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